私はこれまで、3つの事業部を経験しました。1年目は展示会での接客・販売。自らスケジュールを組んで全国で開催される展示会へ出向き、お客様との出会いを楽しみました。2年目は取引先と工場の間に立ち、実現可能な商品を模索しながらOEM商品を企画。自分の手で商品を生み出し販売できたことは、これまでにない達成感を味わえました。そして3年目からは百貨店の営業を担当。担当店舗の売場サポートや百貨店との折衝、展示会の企画・運営などを行っています。

あらゆる側面からジュエリーやものづくりに携わるという貴重な経験ができているのも、サポートしてくれる先輩方の支えがあってこそ。質問をすれば快く教えてくれますし、知識が足りない時や失敗した時も優しくアドバイスをくれて、成長を温かく見守ってもらっています。商品知識、接客力、企画力、調整力、営業力...得られたスキルも数え切れません。手に取り、身に着けることで気持ちが高まり、笑顔になる。そんな素敵な瞬間や一生の思い出をつくることができる私たちのビジネスは、とても魅力的だと感じています。今後はナガホリの主力となる自社ブランドを育てる仕事に携わりたいという目標もあるので、実現に向けてチャレンジを続けていきたいです。

仕入れ～製造～小売まで学ぶことができるナガホリに入社しました。

入社後から自社ブランド「WISP」部門に在籍。７年間の営業経験を経て、現在は営業企画として、世の中の流れや他社の動向をリサーチしながらシーズンごとの商品展開を企画しています。また、インフルエンサーとのコラボ商品企画やSNSのライブ配信などトレンドに合わせた販促活動にも取り組んでいます。営業で培った知識・経験を活かしながらも、1を聞いたら10以上で返してくれる上司や先輩に支えられながら挑戦する毎日です。最近企画したイヤーカフは、初めてモデルを使ったPR映像の企画にも挑戦。お客様はもちろん店舗スタッフからも大変好評で商品の売れ行きも伸び、自信につながりました。

私が目標としているのは「WISP」の認知度アップです。ジュエリー好きの視点から見ても、素材・デザインなど品質にこだわり抜いた素晴らしいブランドだと思っています。今後はSNS等を活用した積極的なプロモーションやECサイトの強化など、今の時代に合った企画で、より一層ファンを増やしていきます。身に着けた方が笑顔になる、ワクワクして気持ちが高まる。そんなジュエリーを、たくさんの人に届けていきたいです。

安定感や堅実な社風を魅力に感じたこと、また品質にこだわった国内生産の商品なので、お客様にご満足いただけるものを提案できると思い入社を決めました。

私が勤める百貨店には、ブライダルリングをお探しの方からジュエリーがお好きな方まで、幅広くご来店されます。なかでもブライダルは、初めてジュエリーに触れるお客様も少なくないことから、心の緊張を少しでもほぐせるような接客を意識しています。他ブランドと比較検討しやすいよう、基本となるリングの選び方から丁寧にお伝えしていく中で、徐々にお客様と打ち解け会話が弾んだ時が嬉しい瞬間です。

「一生身に着けるからこそ、お気に入りを見つけていただきたい」私の根底にあるのはこの想いです。他店を見た上で選んでくださったり、エンゲージリングだけでなくマリッジリングも購入してくださったり、お客様にナガホリを信頼していただけることが大きなやりがいとなっています。

ジュエリーは奥が深く、まだまだ学びたいことがたくさん。先輩たちは知識も豊富でお客様と打ち解けるのが早く、限られた接客時間の中で信頼関係を築いています。いち早くそのレベルに近づけるよう、接客や知識などをさらに磨き、販売員としてスキルアップすることが今の私の目標です。

そこから18年間、百貨店の外販として富裕層や百貨店の上顧客様に対して数百万～数億円のジュエリーをご提案しています。お客様とお会いする機会は、自分自身が磨かれる学びの場。心からお勧めしたいと思える商品を探し出し実際にお持ちする場や、大きな金額が動く商談は今でも緊張感を味わいます。

印象的だった仕事が、約9.0ctの大粒ダイヤモンドのご提案です。お客様は他社から既に提案を受けており、妥当な価格かどうかご相談をいただいたのがきっかけでした。その日は祝日で本社は休みでしたが、すぐに商品部の部長に電話したところ、海外の取引先に何とか連絡を取り、急いで金額確認や商品手配を進めてくれました。数時間後、品質・価格共に他社を超える商品をご用意することができ、お客様も即決。高額の商談成約となったのです。

この仕事が評価され社長賞もいただいたのですが、私一人の力では決して成し得ることができませんでした。東証二部上場企業という大きな後ろ盾と信頼。先輩方が築き上げた数々の実績。社長、各部署の部門長、営業、商品部など様々な方のサポート。お客様に最大限の価値を提供するためのバックアップ体制が整っているナガホリだからこそ、生み出せた成果だと思っています。

充実した設備も際立っていました。工場見学会の際に各工程を丁寧に説明していただいたことと、職場の雰囲気が活気に溢れていたことも印象に残りました。

入社後の配属は羽布グループ。商品を仕上げる工程です。仕上げる商品の形や材質の違いに合わせて工具を加工。これらを使い分けて商品を磨き上げていきます。工具の良し悪しが、最終的には製品の良し悪しに係わってくるので、私は工具を大切にします。今では工具は私の腕の一部と言っても過言ではありません。私の大切な工具を使い、経験の積み重ねで得た技能を発揮し、製品をきれいに仕上げられたときにやりがいを感じます。

入社当初は工具や材質の種類の多さに戸惑いましたが、業務を通じて徐々に知識が増え、今ではそれぞれの特徴を活かして仕上げることができるようになりました。現在は担当の羽布業務と並行して、社内研修プログラムで石留の技術を学んでいます。少しでも早く石留の技術を習得して、より幅広い工程に対応できるようになることが現在の目標です。

「この会社なら私の学んできたPCの知識が活かせるかもしれない」という気持ちになったことがナガホリを選んだ理由です。

入社3年目からはJCADのオペレーションを担当。デザイナーが描いた二次元のデザインをJCAD画面で立体的な三次元製図に置き換え、出来上がったデータを造形機に送信し樹脂原型を作っています。ジュエリーの原型は、僅か0.5mmの厚みの違いで、製品の出来上がりの印象が大きく変わってきます。デザイナーが込めた想いをできる限り忠実に立体に表現できるよう心がけています。

この仕事を通じて、お取引先様や職場の仲間との信頼関係の大切さを実感しております。私の仕事は、製造工程の中ではスタート地点に位置するので、私の後の工程がスムーズに仕事を進められるように気を配り、チームプレーを意識できるようになりました。また現在、デザイナーが発案したもの以外に、私が発案したデザインの原型が、少しずつですが採用されるようになってきました。今後は、更に多くの経験を積んで、より多くのお客様のニーズにお応えできるよう、デザイン開発にも積極的にチャレンジしたいと思っております。

時代の流れや世の中の変化にも負けることなく強固な経営基盤を築いており、歴史を大切にしながらも、インポートブランドのライセンス取得、自社ブランド「NADIA」「LA SOMA」等の展開など事業拡大に向けて積極的に挑んでいます。ジュエリー業界を牽引する企業として、お客様の心を豊かにするジュエリーづくりと真摯に向き合っていきます。

ジュエリー業界において、川上から川下まで一貫体制を整えている企業は数えるほどしかなく、全工程を学べる環境が整っている点に魅力を感じて入社してくる人も少なくありません。長年のジュエリーづくりによって自社内で蓄積してきたノウハウこそが大きな強みであり、時代が変わっても安定したクオリティを維持し続けられている要因となっています。

オリジナルジュエリーのほか、数千万～数億円にものぼる一点物のハイジュエリーなども手掛けています。ナガホリの高品質なジュエリーは、デザイン力とそれを形にする技術力によって生み出されています。

近年、合成ダイヤモンドの流通が問題となっていますが、デジタルデータと高い審美眼によって選び抜かれた天然ダイヤモンドのみを、お客様に自信を持って提供しています。ゆるぎない品質へのこだわりこそが、信頼につながっているのです。

お客様に最大限の価値を提供しています。プロとして活躍している社員たちは、初めから高いパフォーマンスを発揮できていたわけではありません。入社後に様々な研修を通してジュエリーへの理解と知識を深め、実践でスキルを磨き、ステップアップを実現しています。現段階でスキルや経験が足りなくても、誰もがプロとして活躍できる可能性を秘めているのです。

ベテランの先輩が後輩に仕事を教えたり、皆で協力して業務に取り組んだりしている光景を目にすることも当たり前。仕事は一人では進められないからこそ、わからないことは教え合い、困った時は助け合う風土が根付いています。